4月21日にオープンする、漁業交流館「魚々座(ととざ)」のなかをご紹介−。
この施設、新建築ではなく、旧「海鮮館」をリノベったもの。
中に入ってまっさきにお出迎えしてくれるのは、「氷見が誇る定置網」とはなんぞや!?の巨大ボード。
読んでるだけで賢くなります!
ひみ漁業交流館「魚々座」(ととざ)は、手塚貴晴氏の設計によるもの。
本物の定置網を天井から吊るそうという大胆なアイデア。
黒い外部、黒い内部に黒い網。
うーん、お魚気分。気がつきゃ、水揚されちゃってるかもね(笑)なんて思いつつ、ぐるりと回りを見渡すと。。
ヒミングのブースに、大きな木造和船「テント船」。魚々座のために新造船しました!
氷見の船大工・番匠光昭さんと、アーティストの小川智彦さん(船大工の弟子になって制作)の作品です。
凛々しい〜!!かっけ〜!!
そして、たくさんの大漁旗、民具、漁具の数々。
(しかも、触っていいんだよ)!!(でも大事に触ってね)!!
実は、ひみ市内の多くの家々を回って、手塚研究室の学生さんたちがコツコツ集め、分類整理したもの。
妙に、落ち着く、この既視感は、どこかの家の蔵の中におじゃました感じ。
なかには・・
こんな気になる魚針もあったり〜。
きっと、開館後は、ここに通ってくる地元のおじちゃんたちが、
古い道具の使い方や、道具にまつわる思い出話しなんかしてくれちゃうんだろうな−。
うーん、DEEP氷見!!
博物館のような、民俗資料館のような、不思議空間です。
さて、魚々座は、昔の漁具を懐かしむだけの場所ではありませんぞ。
魚々座はそれだけじゃないの。
キッチンスペースもあるんです。
魚食文化の普及も目的とするこの空間、キッチンラボのように楽しい使い方を想像しちゃいます!
そして、ものづくり大好き人間にはよだれモノの、FABスペースもヒミングのブースにございます。
3Dスキャナー、3Dプリンター、ミリングマシン、デジタルミシン、大判プリンターなどなど。
いかにも氷見!って感じの魚食メニューを食べたり飲んだりできちゃうスペースもございます。
氷見市にご宿泊の翌日は、ぜひここで午後迄ゆっくりしていってねー。
中にいるだけで「氷見の通」になれちゃうよ。
オープンは、2015年4月21日
その後は、毎週水曜が定休日です。(GWまでは無休です)
営業時間は、9−18時。
入館料は大人300円(中学生以下無料)
氷見市民も無料です(なぜなら、みんな氷見の文化の語り部になってねー、ってことかと思うよ←コレ私の想像)。
今回は撮影できなかったけど(搬入前のため)、海や魚や魚食に関するヒミングの「みんなでつくる海の図書館」ブースもあって、なんと1130冊。もう夏休みの宿題はここに決まりだね!
しばらくは通い詰めなくちゃ!のおもいでいっぱいの私。
ひみ市民も観光のお客様も、ね、皆様も是非に!