ヒミング「海と山を巡るツアー」も第4回となりました。
今回は、ヒミングが氷見のまちなかで展開した展覧会を見ながらのまち歩き、里山・梅谷の郷での稲刈り、2日目は天馬船でのレース参加、と水辺と山、そしてまちを巡る2日間。まずは、氷見商店街にある「よしだや」さんにてランチ。
名物「ととぼちカレー」!「ととぼち」とは、氷見の方言で魚のすり身のこと。
お菓子の次郎平さんの「愛す最中」をほうばりながら、まち歩きスタート!
商店街のカフェに展示された平田哲朗さんの作品。幾何模様の細かな造形に一同目を見張ります。
建築家・田中基允さんと沼 俊之さんによる朝日山の崖を利用したユニークな美術館の提案。
昨年、氷見に滞在していたスロベニア在住の写真家、ボヤン・ラドビッチさんの作品。展示の仕方がユニークで、まるでお茶席で茶器を愛でるように、ボヤンさんが氷見で出会った人たちのポートレートと向かい合います。
こんな懐かしい風景に出会えるのも、まち歩きの楽しみの一つですね。
氷見の旧家・茶山邸。
茶山邸の中で展示されていたのは、漆芸家・小川太郎さんの作品。
ご紹介が遅れました!今回、氷見のまちを案内して下さったのは、氷見通の岩瀬昭一さん。まちの歴史や建物の造りについてなど、興味深いお話をたくさんうかがいました。
さて、次は里山・梅谷の郷(うめだんのさと)に移動です。
5月の1回目のツアーでみんなで田植えをした田んぼ、ついに稲刈りです!新大正という餅米。立派に育ち、実った稲に感激です。。
秋の里山は実りの季節。「あけび」を穫って、こちらもみんなで作ってきた「ツリーハウス」でティータイム!
ツリーハウスの上で記念撮影。高い杉の木のてっぺんもすぐそこに!
晩ご飯は「きよ水」さんでいただきました。コースでいただいた最後はもちろんにぎり寿司。
なんと締めは、氷見漁港での花火。
さあ、2日目は「テンマッチ」に出場です。ヒミングが地元の船大工さんと復元した木造和船「天馬船」によるレースです。
東京からの参加者の方も地元の名人に教えてもらい櫓こぎ初体験!見るとやるでは大違い。。なかなかに難しいです。
おじちゃんたちが朝釣ってきてくれたアオリイカ。練習の合間に、釣りたてをお刺身で。
ツヤツヤ、ピカピカ、コリコリ、でした!
練習終わってお昼ご飯。「松葉すし」さんからの出前ちらし寿司。この下には、たくさんのお魚が隠れているのです〜。
いよいよ、レース開始!地元の小学生の皆も参加。授業で練習した成果を発揮。
今はもう和船は使われていませんが、子どもの頃乗っていた地元のおじちゃんたちが教えて下さり、また「テンマッチ」をサポートしてくれます。
表彰式。入賞者には、氷見の名産の数々が贈られました。
最後には船頭さんたちもタイムトライアル!その勇姿に、思わず「おじさん萌え」。。
まちと山と海と、まさに氷見ならではの体験盛り沢山の2日間でした。参加者の皆さん、サポートして下さったおじさんたち、スタッフの皆さん、お疲れさまでした&ありがとうございました!
さあ、いよいよ次回は、地元のおばあちゃんたちに、収穫したわらを使って「わら細工」を習います。また、富山で受け継がれる浄土真宗の法要「報恩講」体験も。
詳細は決まり次第、ヒミングサイトでお知らせします。次回のご参加もお待ちしてま〜す。