いやあ、まだ氷見に来て半年足らずの私ですが、
日々、氷見の底力を垣間見ては圧倒と感激をおぼえるわけです。
で、もう、心の揺さぶりがあんまり凄いと「…自分だけの秘密、クククッ」っていうセコい気持ちが芽生えたりするじゃないですか。
イカした大人ってば、そんなチンケな思考なんてないんだぜ。
もっと喜びが倍増する「みんなと共感!」をやってのけるために、そのセコい邪念を思いっきりぶっ飛ばす、今回のネタはコレ!
(←イカした大人になりたい)
Let's 覗け!開発思考回路!(きっとLet's と斜体使えば何でも許されるはず) 「寒の戻りの気配な今、素麺とかあり得ないでしょー。寒いし」
とか思った方、どうもありがとう!
「なんか、つけ汁に黒っぽい変なのが〜」
と気付いた方、さすがの観察力!やりますね☆
いったんそのご意見置いときまして、この麺、二種類あるんです。
画像でわかります?謎のツブツブ入りと、真っ白と。
抑えきれない私のハートのバイブレーションが、うっすらピンぼけを誘うショット。
みんなで試食!
え?何の面白みも無いって?
そうめん喰ってるだけじゃん、って?
ですよねー。へへ。
突然ですが問題です:このそうめん、何でできてるでしょーか!
ヒント1、ここは氷見
2、う、………。
(もうこれ以上のヒントがないっす…)はい!答えは『魚のすり身』でした!
そうなんです。
あのかまぼことかシンジョとかはんぺんとかナルトとかさつま揚げとか、日頃お世話になっているあの、魚のすり身が、なんと麺だもの。
これは、村松屋かまぼこ店さんが作っている、氷見が誇る魚文化の遊び心の結晶。
その名もまっすぐド真ん中「魚素麺
(うおぞうめん)」。
氷見でも知る人ぞ知る逸品なのです。
今回
特別に村松屋さんのご協力を頂いて、ヒミングが試みたのは、潮の風味が爆発的にアメージング、
ナガラモとのコラボレーション。
ナガラモは、メカブ並みにトロットロで、口の中を大海原にさせるドラマチックで超美味しい海藻なのです。氷見のみんなも大好きさ☆
ナガラモコラボの「輝くすり身」を手軽に食べやすいよう、
ふかし(シンジョ)型にしてみたり、
夏季限定の魚素麺にナガラモを混ぜ込んでみたり、
あれやこれやと、長所をのびのび育み生かし、もう、みんなに教えたくなくなるほど
(でも教えるのはイカした大人だからです!…すみませんウソです)まで行き着いたのが、
やばいっ、ヨダレが。(一度食べたら、この画像見ただけでヨダレ必至)
★マニア向けコーナー★魚素麺の作り方1、きめ細かに練りに練って、白身魚を美しいすり身にすべく頑張る2、細〜い金口の絞り器にいれて3、ピュルピュルピュル〜と絞った先には、ぐらぐら沸いた熱湯の鍋が!そうしてできた一本一本の麺なのです。
※私の最新入手情報によりますと、この魚素麺、お吸い物碗などにチョビッと使われてきた高級で上品な食材だとか。氷見の旧家の方は「これはいい値段取るだろー」という試食の感想でした。ぷつぷつと潔い歯ごたえと、海のうまみ風味をどこまでも突っ込みつつ、さわやかにネギや豆板醤など薬味が全面協力したこの一皿。
もしこれに氷見の食文化を感じなかったら、あなたを心配します。
あの麺、魚ですよ魚。
最近値上がりしたナガラモだって大盤振る舞い!
お腹いっぱい食べたって、高タンパク低カロリー☆
もう、みんな、美しくなってしまえばいい!
思いっきり話しは飛びますが、ビックリドッキリメカってあったじゃないですか。
「ナガラモ、ナガラモ、ナガラモ…」と、列を組んでスムーズに口へズルズルっと誘われる快感も、是非楽しんでいただきたい。
今回ご協力いただいた村松屋さんのかまぼこは、氷見弁でいう「ホタホタ」です!
根強いファン層がとにかく厚い、氷見の誇るかまぼこ屋さんの一つなんです。
ありがとうございます!
素材と手間があれだけかかっているのにも関わらず…
しかも超珍しい麺使用の、
『潮香る、海とろぶっかけ魚素麺(ピリ辛)』(仮名)が、まさかの、よ、よ…
400円!
もうこれ正直、この美味しさを知ってほしくての御値段設定です。
提供場所:ヒミングアートセンター(氷見市北大町7−6)
営業時間:10:00〜18:00
※イベント「あるくと・であう」3/23、24、25の三日間限定です。逃したら、もう、わたし知らない!!!