ヒミングでは今年度から、Do!funeプロジェクトをおこないます。
(※下記のDo!funeプロジェクトとは参照)
今年度のDo!funeプロジェクトの招聘作家は、
藤浩志さん、日比野克彦さん、中村政人さんです。
Do!funeプロジェクトにおける藤浩志さんのプロジェクトとして
藤さんが「㊙かえる作戦」と名前を付けてくれました。
その第一弾が6月に行われるアーツキャンプです。
藤さんと海を見ながら、町を歩きながら,山を思いながら、キャンプをします。
夏の7/30〜8/7に行われる予定の、藤さんのワークショップで何をするかを、
ここから、考えるキャンプです。
それはfuneをテーマにしたワークショップの予定。
15mあるドブネ(※下記のDo!funeプロジェクトとは参照)の大きさを何か他のもので作ろうか?
ドブネって昔、子供達の遊び場でもあったんだって。船の遊び場をつくろうか?
などなどは、今考えれる範囲で、
きっとキャンプでは参加した人によって、色々な事が起こって、8月に何をするかがぼんやり見えるはず。
何はともあれ,藤さんとのキャンプ、楽しくないはずがない!
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藤浩志 Do!funeプロジェクト
「㊙かえる作戦」参加者募集
6/18・19
アーツキャンプ「ここから、かんがえます」
要予約
6/18(土) 13:00〜終日 (参加出来る人は藤さんとキャンプ)
6/19(日)9:00〜17:00
参加費:500円(+キャンプ、食事費実費)
1日のみの参加も可
集合場所:18日:ヒミングアートセンター(氷見市北大町7-6)
19日:キャンプ場の予定ですが事前にご連絡下さい
持ち物:飲み物、コップ、夜暖かい服、ビーチサンダル、タオル、お泊まり用具など
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藤 浩志 Fuji, Hiroshi
藤浩志企画制作室代表、美術作家、美術類実践
職能: 些細な違和感と向き合い、モヤモヤから具体的なイメージを立ち上げる。
活動分野: 地域つかい・空間制作・素描・デモンストレーション・ワークショップ・展覧会・アートプロジェクト
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Do!fune_ドブネプロジェクトとは
ドブネとは定置網発祥の地といわれる氷見市で、昭和40年代まで使われていた、木造の大型定置網漁の母船。全長14〜15m、底板が厚さ15センチもあり、「ドブネ1パイ、家一軒」といわれる大きな船だったが、今は現存しない。ヒミングが考えるドブネとは、サスティナビリティー(=持続可能な)の象徴。昔ドブネを所有する網元は、船を作るため大きな木を切り出す山=魚付林を所有していた、そして、網を下ろす位置も山の位置で読み出していた。定置網をつくる藁などは、山から川を伝って運び出し、その帰りには、鰯やニシンをつみ、山間の田畑にまき肥料とした。いま、私たちは知らない間に自分たちでどうも出来ない社会の仕組みの中に置かれ、生活していると感じます。「もう一度、自分たちの事は自分たちで」と考え、ドブネを軸に豊かなサスティナビリティーを考える取り組みを具体化しようと考えています。