ちぃと前の7月27日の日曜日。
そう、40年ぶりの木造和船、天馬船の進水式の朝です。
船大工の番匠さんは、朝早くから着々と準備を進め・・・
寒鰤大敷網酒井水産の酒井光二さんがお祝いのお酒を届けてくださったりして、段々それらしくなっていきます。
残念なことに、女将は所用・・・・・進水式には準備だけで出席できませんでした。
そして、1時間後、もどってまいりました!!
船祝いのバーベキューは、宴たけなわ!!
さらに、皆で乗船体験&櫓漕ぎ体験です。
船大工の櫓こぎの動きは、能を観るようにうつくしい。
見える景色も・・・ここはベネツィア???というくらい美しい。
ひとかき、櫓をこぐと、その動きが船に伝わって、クイックイッ・・と。
自由自在に方向が変わります。
40年ぶり、木造和船が作られなくなってしまった今、技術があっても作れないジレンマ。そんな中での新造船でした。
番匠船大工が、棟梁として初めての天馬船。
おじいちゃん、おとうさんの道具を丁寧に手入れし続け、番匠船大工が息子と一緒に作った天馬です。
強い横風の中、櫓を漕ぐ番匠さんの顔は素敵です。
岸に揚がれば、進水式のお供えの柿太水産さんからいただいた天然真鯛は、バーブソルトでおいしく焼かれ・・・みんなの箸が一斉に・・・!!
たっぷりと海風と天馬の木の香り・手触りを体験した後、ちょうど雲行きも危うくなってきました。
遠くにゴロゴロと雷鳴が聞こえます。
皆で、天馬を引き上げて・・・・
比美乃江大橋をバックに記念撮影。
皆、ニッコニッコですが・・・
なにより、うーんと昔に氷見の里山に植えられた杉とアテの木が喜んでいるかもしれません。
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ひみまつりで天馬船にのってみよ〜!!
8月2日(土)は 15:00〜18:00
8月3日(日)は 13:00〜17:00
場所は、湊川の復興橋付近(からくり時計上流側) から文化センター裏まで。
お一人様500円の参加協力金で、乗船できます。
なお、この参加協力金は
2艘目の天馬船造船の活動資金として運用させていただきます。
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ヒミング2008のボランティア大募集!! 詳しくはこちら。*****************************************