船大工にとっては、仕上げの仕事ではないのかもしれないが・・・
素人の私たちには、船が仕上げの精度をあげていっているように見える今日この頃。
船首のロープをかける部分の加工が始まった。ノミで削り・・
板をあててみて・・
差し込んでみて・・・
調整して・・
それが何度も繰り返された後、固定。
それから、カッパと呼ぶ板をとめる。
カッパの板にある細長い穴は、カスガイで2枚の板をつなぎ合わせたときの跡。
こちらは、船尾部分の板。これにもつないだ跡がある。
ひとつひとつの作業は、見ている分には極めてシンプル。
でも、そのどれもが、理由を聞けばへぇー!ほぅー!となることだらけ。
丸太をくりぬいた丸木舟から始まってここにつながってきた知恵の連鎖かと思うと、感動モノだなぁ。
屋外には、先日の森の整備で切り出されたあての木が、日差しを浴びていた。
ひとつの作業をシンプルに進めつつ、次の作業、次の次の作業・・の段取りへ。
1人作業で船を造る船大工の頭の中は、システマチックだぁ。
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