富山県の
「県民による森づくり提案事業」にヒミングと八代環境パトロール隊とで、提案した森作りプランが選ばれました。
今年、ヒミングは、石蔵のアートセンター化だけでなく、天馬船造船だけでなく、森作りもします。
ヒミングにとっては、氷見の海も山も里も町も人も、すべてがアート。
そんな目で、氷見を眺めると、氷見はとても素材あふれる場所です。
そして、それらがすべて、気持ちよく互いに巡り、循環したらもっといい。
ヒミングでは、アートの目を通して、循環型社会を目指したいと思っています。
昔は、すべてのものが、地域の中でまかなわれていたと思うのです。
その地域で必要とされるものは、その地域で生産されるものだった、ということです。
わかりやすく言えば「地産地消」、漢方的に言えば「身土不二」、そしてヒミング的に言えば「生態地域主義」。
天馬船は、その象徴です。氷見の森の木が、天馬船となり、氷見の海で使われ、氷見の魚を捕って、氷見の人たちが食べる。舟は、やがて朽ちて土に還る。天馬船を創る為に、山に入り、木を切る。切り出された場所は、光が入る。涼やかな森になり、山の環境が良くなる。山のぼか杉が切り出され、広葉樹が植林され、その葉っぱは腐葉土となり、川の力によって海にミネラルを運ぶ、海はミネラル豊かとなり、魚が育ち易い環境が作られる。
壮絶に長い時間が必要なプロジェクトですが、始めないと始まらない。
だから、ヒミングも山の人たちと一緒にやってみよう、と思ったわけです。
今回の森林整備の場所は、昨年のヒミング・2007の天空ヒミオトフェスを開催した天空平のすぐ近く。たくさん植えられているアカシア(ハリエンジュ)の林を、みんなの憩いの場所にする計画です。初回なので、山が初心者というひとにも楽しんでもらえる計画にしました。
ドンドンこの活動が続いて拡大していって、いずれ、ヒミングチェーンソー部隊にまで、発展していって、ぼか杉をどんどん利用できる組織作りができたらいいなぁ・・・。
さぁ、まずは、楽しく山に入ってみませんか。
日程は3回あって、1回だけの参加もOKです。
6月8日(日) 6月21日(土) 7月5日(土)
午前9時40分〜午後2時ごろまで。雨天でも決行です。
持参していただきたいものは、
おにぎり、長袖、長ズボン、長靴、軍手、タオル、雨合羽、水筒、鎌。
参加費は、1人500円/回(保険料分、かぶす汁付)
参加対象は、小学生〜大人まで。
(小・中学生は保護者同伴でお願いします)
林の中で、森林ヒーリング!!
お問合せ・お申込は、メールにて
コチラまで。