今日はあたたかな日。
戸が開くと、外から柔らかな空気がヒミングACに流れ込む。
県外からの方が、ヒミングに、1組、2組。いい感じで入って来て下さる。
わたしは、作品の説明をして、氷見のお勧めの場所をお話しする。
初めての氷見。何度目かの氷見。
今日の氷見を楽しんでくれますように。。。
夕方、一人の男性が。
「どちらからいらっしゃったんですか?」
「市内です。」
男性は、氷見市の空き屋バンクを利用して、3月に氷見に移り住んだとの事。
豆腐屋さんを始める為に、ゆっくりと準備をしているとの事。
話の始めは、お窯で豆乳を煮て豆腐を作りたいので、お窯を作る職人を探しているとのこと。
ヒミング総力をあげて、探し始めた。やって来た、近所の西川さん、曽田さんも一緒に考えて下さった。
西川さんが「煮干しをゆでるお窯を作ってたのは多分石屋だ。」
魚の加工をしている知り合いに電話。すぐにはわからなかったが、後でいろいろ聞いてくださるとの事。ちょっと時間はかかる。
ヒミングを訪ねて下さった男性は、松下さん。
お窯を作る業者はネットでは調べてあるが、出来たら地元の技術を使いたいとのこと。そして、氷見の山間伐材等の薪を使って、火をおこし、海のにがりを使って豆腐を作りたいと。
帰り際、松下さんが言ってくれた。
「氷見は海と山が近くって循環がありますよね。ヒミングは山と海をつなぐものとして天馬船がある。僕にとっては豆腐がそれなんです。これまでヒミングの活動はネットで見ていました。ヒミングがあったから、なにかおもしろい事ができそうで、氷見の場所を目指しました。」
泣きそうになっちゃうな。
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