ひみんぐ あるくと・であう「アートも街なかに」3/23、24、25の三日間限定で、アートが街にくりだします!
■日比野克彦・ワリバシドブネ展(場所:山口造船所/氷見市幸町5−28)「昔の船は何で出来ていた?」もともと船は、山の木からつくられ、海と山は深くつながっていた。氷見市立朝日丘小学校4年生、一般参加者がアーティスト日比野克彦氏のWSで制作した「割り箸製ドブネ(木造和船)」を、長い歴史をもつ造船所で展示。また、今や大変貴重な鋸や船釘などの船大工道具も特別展示します。
■藤浩志・街の中でかくれんぼ展(場所:街中)藤浩志氏の作品が、街のあちこちに紛れ込んでいる?!作品がどこに隠れているのか、歩きながら見つけていこう!
■本郷仁・ガラス作品展(場所:ヒミングアートセンター/氷見市北大町7−6)水面の煌めきのように光が反射する。そんなイメージから、川沿いの蔵の中で光と形が戯れる「視線のかたち」シリーズを展示。■小川太郎・漆作品展(場所:茶山邸/氷見市北大町10−5)漆は本来、人々の暮らしに近い素材だった。太い柱や長押(なげし)が漆で美しく塗られた茶山邸にて、漆工芸の茶道具や短冊箱などを展示。
***作家プロフィール***
日比野 克彦(ひびの かつひこ)/アーティスト…東京芸術大学美術学部先端芸術表現科教授。日本サッカー協会理事。地域に根ざしたアートプロジェクトを軸に表現活動を行っている。明後日朝顔プロジェクト。2012年は大地の芸術祭、水と土の芸術祭に参加。また種は船プロジェクトで舞鶴港から氷見港を経由して新潟まで、種の形をした船を作り航海を予定している。
藤 浩志(ふじ ひろし)/アーティスト…1960年鹿児島生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科修了。パプアニューギニア国立芸術学校講師、都市計画コンサルタント勤務を経て藤浩志企画制作室設立。1983年頃より地域社会での活動の創作に興味を持ち、活動の連鎖を促すシステムづくりに奔走する。
本郷 仁(ほんごう じん)/ガラス造形作家…富山ガラス造形研究所准教授。秋田県生まれ。東北大学工学部金属系卒業。東京ガラス工芸研究所造形科、同研究科卒業。1991年より富山ガラス造形研究所勤務。その他国内外の教育機関、ガラス工房にて ワークショップ講師をつとめる。
小川 太郎(おがわ たろう)/漆芸家…国内外を旅して歩き、長野県上松技術専門校にて木工芸、旧高岡短期大学にて漆芸を学ぶ、現在は富山大学芸術文化学部 助教。
日本伝統漆芸展、日本伝統工芸富山展にて作品発表、第二十三回日本伝統漆芸展出品文化庁長官賞受賞、第五十三回日本伝統工芸展入選。